本文へ移動

保育を手助けする実用書

10の姿で保育の質を高める本
  • 10の姿で保育の質を高める本 風鳴舎 これからの保育シリーズ 汐見稔幸
    10の姿で保育の質を高める本 著者:汐見稔幸 中山昌樹 
  • 10の姿で保育の質を高める本 風鳴舎 これからの保育シリーズ 汐見稔幸
    • 10の姿で保育の質を高める本 風鳴舎 これからの保育シリーズ 汐見稔幸
    • 10の姿で保育の質を高める本 風鳴舎 これからの保育シリーズ 汐見稔幸
FU-7 10の姿で保育の質を高める本   風鳴舎
前半は「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の10項目について実践を踏まえた解説、後半は子ども達が社会に出るまでを見据えた必要な環境を提案する内容になっています。

(本文「序章」より抜粋)
事例として認定こども園の実践を多く紹介したのは、こども園には保育所と幼稚園の双方の課題が含まれていて、こども園を紹介すれば幼稚園も保育所も、そのねらいや内容を10の姿にからめて理解することができると判断したからです。
(中略)
これからのAI社会を生きる世代には
1,身体を使うこと、身体で覚えていく事等が大好き! 2,自分で考えること、工夫をすること、討論すること等が大好き! 3,人と関わって何かをすることが大好き!人と共感し合うことが大好き!という人間的な資質を幼い頃からしっかりと育てていくことが、逆にとても大事になってきます。この3つの大好き!をもう少し具体的に目標化していくと、そうです、10の姿に近づいていきます。
つまり10の姿の内容は、来るべきAI社会の人間形成の課題をも示していると読めるのです。こういう風に見てみると、10の姿を意識して行う保育が21世紀中盤社会の保育のモデルとなる、ということもある程度納得がいくのではないでしょうか。   ー汐見稔幸(序章より)


序章
PART1 10の姿 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
          1 [ア]健康な心と体
        2 [イ]自立心
        3 [ウ]協同性
        4 [エ]道徳性・規範意識の芽生え
        5 [オ]社会生活との関わり
        6 [カ]思考力の芽生え
        7 [キ]自然との関わり・生命尊重
        8 [ク]数量や図形、認識や文字などへの関心、感覚
        9 [ケ]言葉による伝え合い
        10 [コ]豊かな感性と表現
   

PART2 保育の質を高める~CASE11
     CASE1 小学校教育との接続
   CASE2 カリキュラム・マネジメントと同僚性
       CASE3 多様な保育時間への対応
       CASE4 ノンコンタクトタイムを作る
       CASE5 記録の取り方・活かし方
       CASE6 「10の姿」の分析と検討会(カンファレンス)の行い方
       CASE7 0~2歳児保育
       CASE8 2歳から3歳児保育への移行
       CASE9 子育て支援
      CASE10 食育の推進
      CASE11 地域と関わった子育ての支援~まちづくりの視点

 
著者:汐見稔幸(しおみとしゆき) 
   中山昌樹(中山まさき)   
B5 変判 160 ページ    
発行:風鳴舎   
初版発行: 2019年5月


※画像の転載・複製・加工等ご遠慮ください。

TOPへ戻る